社長ブログ

木材の加工

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2021年08月16日木造住宅

 

木材の加工

木材の加工は事務所の奥の作業場で木材の加工をしています。

木材を加工し、決まった寸法に仕上げるには、作業場に木工機械の、バンドソー・直角2面カンナ・自動カンナ・自動溝切加工機及び超仕上げカンナなどが必要ですが、今日ではMDFのドア枠などが造作材に使われ、木材を加工や、墨付け手加工をやめてしまい、作業場がある会社はほとんどなくなりました。しかし自然素材を使うには、木材を加工しなければならないので、作業場や木工機械が必要になりますが、材木会社に必要なサイズに製材した製品を仕入れ、仕上げ加工の専門の会社に加工を依頼すると木材の加工は出来ますが、加工賃が高いですし、1本単位での加工をするのが非常に困難ですし、自然乾燥するには倉庫や土場も必要になります。

 

MDF(中質繊維板)は、ミディアム・デンシティ・ファイバーボード(Mediumdensity fiberboard)の略で、木材チップを原料とし、これを蒸煮(むしに)・解繊(かいせん)したものに合成樹脂を加えて成形したものです。

 

超仕上げかんな盤、通称「超仕上げ」です。

大工が手でかけるカンナは刃の幅が普通5.4㎝の幅ですが超仕上げの刃の幅は36㎝もあり

広い板でも一回でかけることができます。 

限られた時間で数多くの造作材を加工するとなると、今やこういった加工機の存在は欠かせない。 

もちろん、本当に大事な造作材を、確かな腕の大工が手鉋で、機械以上に美しく仕上げたりもしますが、何を重視して、どういう方法で作り上げるかという事は、家づくりにおい常に、考えておかなければならないし、まだまだ弊社では手鉋をかける仕事がたくさんあります。