社長ブログ

東濃ヒノキ

Blog一覧へ戻る

2021年05月07日東濃ヒノキの家

 

東濃ヒノキ

 

弊社ではお客様から、樹種の指定がない限り、土台・大引き・ネタ垂木・柱・間柱・筋交いを、岐阜県東濃産ヒノキの使用になります。

岐阜県の木材市場へ、でかけ競りで木材を競り落として、買ってきますので非常に安く提供できます。

東濃檜は元々岐阜県東濃地方の、裏木曽地方で産出されるヒノキで、 室町時代からヒノキの産地として有名でした。

この地域は海抜約750m、朝霧が立ちこめる風土は気温、湿度、日照、 降水など、ヒノキの育成に理想的で、しかも、全国のヒノキの育成にはほぼ北限に位置し、 年輪の目のつまった良材は「東濃檜」と呼ばれ、最高級の建築材のとして使われています。

東濃檜の特徴は、通直、正円。 成長には歳月がかかるが、年輪幅が細く均整で、木目が薄いピンク色で美しく、強度・耐久性が高いことにあります。

この地域の恵まれた地質とヒノキの生育域の北限に近い気候により、全国屈指のヒノキ生産地となっています。

 

岐阜県の市場から直接弊社の作業場に搬送

土台・柱・間柱・筋交いを東濃ヒノキ

床組の大引き・ネタ垂木も東濃ヒノキです

 

床は東濃ヒノキのフローリング張り、隣の和室の造作はすべて東濃ヒノキで、左の机は桜の木の無垢の板を使いました。